その動き苦手かも

5月26日、今日の京都市左京区は曇りのち雨。

緊急事態宣言の解除とともに車の量も増え、スッと曲がれていた右折も、
しばし待つ本来の状態に戻ってきました。

ぼーっと右折ラインで待っているとき、
前の車のウインカーの規則的な動きに目が疲れ、思わず目をそらしました。

最近ちょくちょく見かける、内側から外側に流れるように点滅するアレです。

どうも私の目には合わないようで、
他車のくすんだウィンカーを見るとなんだかホッとしました。笑

ウィンカーの点滅周期が 「人間の緊張状態時の脈拍」 とだいたい同じだというのは有名な話。
ゆったりすぎても緊張感がなくなり、早すぎても運転手に余裕がなくなるので、
「橙色 (オレンジ色) であり、点滅回数が毎分60回以上120回以下」 と決まっているそうです。

そんなウィンカーも、そもそもガソリン自動車が発明された1800年代後半は、
自動車自体が珍しい存在だったため、方向指示器なんて付いていませんでした。
馬車で使われていた手信号で十分だったそうです。

それが交通量の増加とともに、
右に曲がるとか左に曲がるとか意思表示しなくっちゃ危なくってしょうがない、
ということで、車体の後ろに「LEFT」「RIGHT」という文字盤を備え、
それを手動で操作したそうです。

1900年代になると
ボディ両サイドに収納式の矢印が跳ね上がる矢羽式の方向指示器が付けられるようになりました。
日本ではアポロ工業という会社が開発した外付けの矢羽式方向指示器が普及したので、
当時の日本では方向指示器のことを「アポロ」と呼んでいたそうです。

現在のようなライトが点滅するタイプは1960年代のアメリカで普及し、
日本車もまず輸出車両に装着されました。
その後国内の販売モデルにも取り付けられ、今に至っているようです。

ウィンカーの、あのカチカチした音。
昔はウィンカーを作動させる時に構造的に技術的に必然的に出てしまう音だったようですが、
今は、わざわざ、似たような音を作って鳴らしているんだそうですよ。(´⊙ω⊙`)

だから、ポコンポコンとかに音を変えられるものもあるのだとか。。。

 

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